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最近ちょっとはまっているものがあって・・・めちゃくちゃ影響されまくりです。寝る前に設定だけ考えてたブツです。
サイトにはぜったい載せません・・・というかここで書いてるものまで小説ページに載せてたらどんだけ私雑食だよ、てか他の続き書けよ!って自分でも思うので自重。ひっそりね。

設定。
主人公はヘルガ・ハッフッルパフ。本人そのもの。

以上、設定でした。
いや、ホントはね、ヘルガさんに何故か憑依・・・っていう普通の夢の予定だったんだけど、ブログでやるから名前変換はできなくて――だったらもうヘルガさんをヒロインにしてしまえ!ということになりました。何故にヘルガさんかというと、単に私のイメージで私の好きな感じのヒロインになりそうだったから。いや、別にロウェナさんでも良かったんだけどねー。なんとなくウィキペディアの紹介で、料理とかの魔法が得意〜って書いてあって・・・ツボりました。だからヘルガさん。でもちょっとだけ創設者の他の3人も出る予定ー。クロスオーバーっていのかな、とりあえずヘルガさんが異世界に行きます。

以上、無駄に長かった言い訳?でしたー。

あと、どこの世界に行くのかはまだ考え中。爆





 ヘルガ・ハッフルパフにとって転機を迎えるその日。その日も魔法界はいつもと変わらず平和に包まれていた。


?nus


 ホグワーツ城には色とりどりの花が咲く庭園がある。ヘルガが何よりも大事に管理している場所で、春には春の、夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の。それこそ色とりどりの花が咲き乱れる。
 その中でも彼女は冬の雪に埋もれるようにして咲くスノードロップの花が好きだったな、とサラザール・スリザリンは眠る彼女を見つめた。今はまだ暖かいからいいものを、冬にまでこんな馬鹿なことをしているのだからどうしようもない。

「ヘルガ」

 ちょうど彼女の足元に立って、サラザールは起こさないように、いや、彼女の目を覚ますべく呼びかけた。眠っているのか、それとも眠っている振りをしているだけなのか、ヘルガは起き上がる素振りを見せない。彼女の蜂蜜色の髪と、黄色のドレスが時たま吹く風にそよいだ。

「――」

 サラザールのルビーよりも純粋な赤の瞳がヘルガに目を落として、離れなかった。 
 



 ヘルガが目を覚ましたのはそれからおよそ半刻が経ったころだった。

 その間、サラザールはヘルガから少し離れた木陰に腰を下ろし、書物に目を通していた。読書と呼べる程度の軽い読み物でもないそれは、意識がほかに――嫌でも向いている状態では目を通した、と言う他なかった。
 使いの大蛇が何か命令でも待つかのように傍に寄り添っていたが、ヘルガが起きた時怖がるだろうと思い、サラザールは可哀相な蛇に目だけであっちへ行けと散らした。

 
 ん、と吐息にも近い彼女の声が漏れる。もうすぐ目を覚ますだろう。
 用は済んだとばかりに、サラザールは立ち上がり、ローブに付いた僅かなほこりを本を片手に落とした。

 彼女は知らない、何も。知らなくてもいいのだ。





 目を覚ましたヘルガはふわぁーっと大きなあくびを一つ。まだはっきりとは覚醒していない、のんびりとした動きで起き上がる。甘い花の香りを吸い込んで、深呼吸する。

 ヘルガが見つめているのはただ一つ。
 
 それは、いつもヘルガを優しく励ましてくれるゴドリックでもなく、ヘルガの一番の親友のロウェナでもなく。
 ただ一方的なヘルガの思い人――サラザール・スリザリンだった。

 そして、その愛しい後姿を最後にヘルガは世界から消えた。






あとがき。
ヘルガさん一言も喋ってなーい! しかも捏造がバンバン出てきましたよー!
ホグワーツでは姿現しも出来ないのに消えてしまったヘルガさん・・・とりあえずローブじゃなくドレスで良かった、のかな?真っ黒くろすけは怪しいもんね。あ、杖はもちろん常備です。
で、ヘルガさんの飛ばされた世界だけど・・・正直悩む。今のとこ候補は・・・3つ、かな?でもたぶんアレ。ハから始まる危ない世界。

スノードロップ 別名 雪待草
花言葉 希望 初恋のためいき

ただ冬に咲く花がぱっと思い浮かばなかっただけ・・・。
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