- 2025/09/11 (Thu)
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- 2007/06/18 (Mon)
ルル夢
久しぶりにルルーシュ夢書いてみようと思います。設定はシリーズもののヒロインで本編のまんま続きみたいな感じで日常話を。
今日からは日記頑張って続けていこうと思います。ちなみに携帯でポチポチと打っていますので改行とかおかしなところはスルーの方向でお願いします。
今日からは日記頑張って続けていこうと思います。ちなみに携帯でポチポチと打っていますので改行とかおかしなところはスルーの方向でお願いします。
「ルルーシュ」
凜とした、色に例えるなら透明のような澄んだ声が響く。教室にも、ルルーシュの耳にも。それはいうなれば魔法のようだった。どこにいても声の届く魔法。
コード――the code of you
ルルーシュがまだ「殿下」という肩書きを持っていた頃、一番近い存在のように感じていた彼女は今も変わらずルルーシュの傍で微笑んでいた。それが嬉しい、と感じる度に胸に小さく痛みが走ることにルルーシュは気が付いていた。それをなんと呼ぶのかも。
一度は離れた彼女と短いとは言えない時間が経てやっと再会を果たすことができた。それまで、幾度となく季節が変わった。髪が伸びる度に切った。けれども、彼女に対する想いは変わらなかった。断ち切ろうとは一度も考えたことなんてなかった。それでも、孤独で気が狂いそうな夜にはそっとナナリーに気付かれないように外へ出て星を眺めた。キラキラと輝く星に面影を重ねて見ていた。
変わらない想い。それならばいっそ一ヶ所に――彼女の元へ凝集させてダイヤモンドのように硬く固まってしまえばいいと思う。そうすれば半永久的なものとして彼女の中へずっと、残っていられるのに。
「何か考え事…?」
不安そうな、こちらを気遣うような声。どうやら自分の考えに没頭しすぎていてぼんやりしていたようだ。
「そんなに難しそうな顔していたか?」
皺、と小さく言って距離を詰めてくる彼女に苦笑せざる得ない。それでも。体中の熱が今彼女が触れている額に集中しているのはきっと気のせいでは、ない。
「いつか癖になっちゃうよ」
そう言ってからはっと気付いたように指先を遠ざける彼女の顔が赤いのは――夕日のせいではないと、今だけでもそう信じたい。
(君のことを考えていた、と言ったら君はもっと赤くなるのだろうか)
あとがき。
途中から、てかほとんどルルーシュ視点で書いてみました。だぶーん。だぶーん。……気を取り直して。今回のテーマは「初々しさ」です。ルルーシュのウブさが伝わっていただければ幸いです。ちなみにシチュエーション、ご理解いただけましたでしょうか・・・?放課後、ヒロインとクラブハウスまで一緒に帰っている途中、という設定だったんですが・・・描写入れなくてもいっか、ってな感じで書いていたので説明不足感は否めませんね。うう・・・精進したいと思います。
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