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もう日記が日記でなくなってきているような感じがひしひしとする今日この頃。

ここから先はコードキアス反逆のルルーシュの小説となっております。思いっきりカップリング入ってるので苦手なかたはご注意ください。

ではルルカレです。タイムリミットは25分。なんかメンテナンスするみたいです。ルルーシュ・ランペルージをルルーシュ・ランペルージュって思ってました。ファン失格?!


ゼロこそ私にとっての全て。今の私を形作る存在と言っても過言でないくらい。一生この人についていこうと決めた。でもどうして?

私にとって絶対無二の存在であるゼロがアイツと重なる、なんて――


「ルルーシュ・ランペルージ、か」

考えれば考えるほど深みにはまっていく。出口のない迷路みたいに。

でもアイツは私がゼロと電話をしていた時あの場所にいた。絶対的な証拠。疑う余地もないってくらい。そう、あの時ゼロがアイツじゃないって証明されたんだから。

(って私また考えちゃってるな)

アイツがゼロじゃない、ってわかったはずなのに。このごろ気づいたらこのことばっかり考えていて。自分でも馬鹿じゃないの、って思う。

顔を上げると、赤くなりそうな空に少しだけ目がくらんだ。



「あれ、カレン?」

声だけでわかってしまう自分が、少し、いやだいぶ癪にさわる。

「何かしら、ルルーシュ・ランペルージ」
「ああ、君にちょっと話したいことがあってね。カレン・シュタットフェルト?」

嫌味のつもりだったのに、おもしろおかしそうに返してくる。

「・・・で、用って何?」

自然と隣を歩く様を視界の隅に入れながら先を促す。不機嫌になって地が出るけど気にしない。もっとも、コイツには関係ないこと。だってとっくにばれちゃったんだから。

「はは、やっぱりカレン。君には猫かぶりは似合わないよ」

視線が合わさる。この男っ・・・!と頭に血が上がるのを自分でも感じる。おそらく私の今の顔は真っ赤・・・。ああ、嫌。ほんと癪に障る。

「用・・・ってコレのこと? だとしたらずいぶん今更ね。言っとくけど、あなたこそ、その猫かぶりやめたらどう?」
「心外だな、カレンほどじゃないさ」

わなわなと震える手をカバンで少し隠す。自分では笑顔(かなり無理やりな)を作ってるつもりなんだけど、ひくひくと頬が痙攣しているのは気のせいだと思いたい。

「・・・・・・。じゃあ私家こっちだから」
「ああ、じゃあまた明日」

これ以上付き合ってられないと、ため息を吐いた。ほんと馬鹿馬鹿しい。一瞬でもこんな男とゼロを重ねてしまっただなんて!

(ほんっと、馬鹿だわ)



帰り道、ふと気づいた。アイツ――なんで私の家の近くまで歩いてきてるの?もしかして、送ってくれた?
だとしたら――

「・・・余計なお世話よ」

いつも、いつも。



(もしもアイツがゼロだったら私はどうするんだろう?)
(とりあえず平手でも一発お見舞いして・・・それから?)

「これからは、送りなんていらないわ」

とでも云っておこうか。



続く、かも?カレン、車じゃないの?っていうつっこみはなしの方向で!!これ20分で書いた。ありえねー!!だいぶ頑張りました。
2007/03/20 加筆修正
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