- 2025/09/11 (Thu)
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- 2007/04/21 (Sat)
跡部(べーさま)小説。
この日記自体がもう「自己満足」のかたまり?みたいになってきてますね。ああ、もうどんどんブログペットが痛くなるー・・・!
でもほんと自己満足です。だってお相手があの跡部様ですよ?!(様付けが痛い)ベー様ですよ?!
萌えの欠片もたぶんありません。それでもいい、という方はどうぞ。イメージはカトゥーンの「I LIKE IT」です。この曲聞くたびに泣きそうで、とても切なくなります。
でもほんと自己満足です。だってお相手があの跡部様ですよ?!(様付けが痛い)ベー様ですよ?!
萌えの欠片もたぶんありません。それでもいい、という方はどうぞ。イメージはカトゥーンの「I LIKE IT」です。この曲聞くたびに泣きそうで、とても切なくなります。
私達はあれからいくつ違う夜を越えてきたんだろう。
きっと数え切れない位だね。私がそう零すと君は少年のように笑って。
I like it.
久しぶりに会った彼に(といっても付き合ってるわけではない)、東京で一番高いとこに連れてって、と零すと彼はいきなり私をその腕に抱え、車に乗り込んだ。明日は仕事があるのに、という小さな抗議は彼には聞こえなかったようで、ただ不敵な笑みを私にプレゼントしてくれた。
「期待してろよ、お嬢様?」
「・・・いつのことよ。今はお嬢様でも何でもないわ。ただのしがない一公務員よ」
彼の運転で来た場所には、今まで私が知らなかったような不思議な世界が広がっていた。
都会のあの蛍光色もない。あるのは月の光。車の排気ガスの嫌な音も聞こえない。あるのは夏の訪れ告げる虫の声。
満点の星空に思わず手を伸ばす。
「景吾、見て。私達、今こんなにも星に近づいてる」
「気にいったか?」
「ええ、もちろん。今日だけは素敵な時間をプレゼントしてくれてありがとう」
「別に、毎日でもいいんだぜ?」
「丁重にお断りさせていただきます」
隣で舌打ちが聞こえてきたけど、にっこり笑顔で対抗。これだけは昔から変わっていない、恋人でも、家族でもない、曖昧な私達の関係。
「明日から、仕事かあ」
「今、確か氷帝だったか?」
「そ、なんか不思議な気持ちね。昔、私が生徒だったとこに、今私が教師としていっている」
「ま、お前は今も昔も変わってねーけどな」
「性格、のことよね?」
引きつった顔で言うも、「さぁな」とはぐらかされた。
あとがき。
昔からの幼馴染、って関係でお送りしましたー。最後の跡部の言葉はお好きにとってください。え、そういう関係?とか色々想像しちゃってください。
元彼、っていう裏設定、あったりなんかして。高校まで付き合ってたけど、大学進学で跡部は海外へ。別れを切り出したのは跡部。主人公はただ黙って聞いてるだけ。涙もなしに別れた二人。再会した彼らは――という連載を考えてました。諦めましたけどね・・・!
こういう気楽に書いてるときが一番楽しいです。たぶん、企画サイト様には一生出せない気がする・・・。だって反応怖いじゃないですか!(チキン的発言)
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