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もうすぐ、小島氏の誕生日ってことで、今からなーんにも特に考えずにただ書いていきたいと思います。とにかく小島氏が好きだと。甘さとかはあるかないか微妙なとこですが、伝わりにくい愛はあります!さぁ、構成もあんまし考えてない私。どこまでかけるんでしょうか?笑

設定としては、同級生で。ヒロイン、小学生のときに引越し、転校→街でばったり再会→昔のような関係に、みたいな設定で。おとなしめで、でも普通の女子高生。それが逆に小島氏の精神安定剤、みたいな二人の関係です。とにかく小島氏、ヒロイン大好きってのが前提です。でも小島氏は・・・ほら、アレですからなかなか本心とか語ろうとしません。たぶん。

では名前変換はない、小説の世界へ。
* 中学生以下の方は閲覧推奨できません。一応、念のため。


愛って何?
彼女にそう問われたとき、咄嗟に君の顔を思い浮かべた僕は相当イカレてるのかもしれない――

What is Love in?

薄茶色のスカートをなびかせて少女は立っていた。両手にスクールバックを持って、校門の壁にもたれているその姿に目を奪われている男子生徒も少なくはない。そんな男子生徒を尻目に、少女は人形のように、それでいて、幸せそうに佇んでいた。

「待った?!」

少年――小島 水色が珍しく、少し、息を切らせて走ってきたのを見て、少女はゆっくりと微笑んだ。そして可愛らしく、ゆっくりと首を横に振った。それを見て、少年は心底ほっとしたように脱力し、満面の笑みを見せた。

「なら良かった。さ、悪い虫がこれ以上寄ってこないうちに早く移動しようか」
「え――、あ、待って水色」
「待たない」

少女の手を引いて、水色は早足で駆けていく。いつもの彼らしくない、ぶっきらぼうな言い草に少女は少し違和感を覚え、首をかしげた。ふと、見える彼の横顔は不機嫌、そのもので。

「・・・怒ってる?」
「怒ってないよ」

(うそ。怒ってるじゃない)

それ以上何も言えず、二人は無言で歩き出した。

景色がせわしなく変わっていく。花も、木も、人も。それでも二人は、沈黙を守ったままで。お互い、こんなはずじゃなかった、という言葉が心に何度も浮かんでは、それを殺していった。

「水色・・・私、水色が何か話してくれないと、上手く話せないよ・・・」

早足で、歩いていた水色の耳に、届いた声。その今にも泣きそうな声に驚いて、水色は振り返り、少女を見た。少女は今にも泣きそうで。必死に泣かないとしている様子が、水色の胸をしめつけた。

「何か、言ってよ・・・ねぇ、水色、・・・お願いだから――」
「・・・ごめん」

水色がそういった瞬間――水色の口が少女の口を塞ぎ、少女は驚きで目をいっぱいに開く。抵抗しようと、肩を引き離そうとするが、逆にその手を掴まれてしまった。息苦しさに、少女が苦しげな声をあげるが、水色は一向に少女を離そうとはしない。少女の頬に一筋の線が流れた。

ゆっくりと、水色が少女の唇から離れると、少女はキッと水色を恨めしげに睨んだ。

「水色のばか。・・・急すぎるよ」
「だから、ごめんって」
「それ、謝ってない」
「あははー」
「あははーじゃないでしょ、もう」

いつもの、と二人して急に安心した。安心したのか、それともさっきの行為で腰が抜けたのか、地面にへたり込みそうになった少女を水色が寸でのところで支える。

「あ、ありがとう」
「ん、じゃあそろそろ行こうか?」
「うん」

差し出された、意味のある水色の手を取り少女は綺麗に微笑んだ。

「ね。今日はどこ行くの?」
「深くは考えてなかったけど・・・僕の家、来る?」
「・・・・・・。行かない」
「遠慮しなくてもいいよ、今日は親帰ってこないから」
「・・・・・・。なおさら、行けないじゃない・・・」
「ふーん、じゃあ映画は?」
「あ、それなら大丈夫」
「じゃ、決定」

(暗いところなら、どこでもいいんだ。今は、隣の君以外見たくないから――)




あとがき。
さぁ、水色さんの愛は伝わりましたでしょうか?とにかく、ヒロイン大好きな小島氏が書きたかったんです。嫉妬する小島氏とか、理性が吹き飛んじゃってる小島氏とか。ああ、夜だから思考がやばいです。うん、ここらへんで止めときます。最後に一言だけ・・・小島氏ドリ、広めてくださる方いませんかぁ〜!
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